済・高円寺駅前皮膚科 のサービスメニュー
- ■診療のご説明
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- 外来小手術(保険診療) 150406
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局所麻酔の注射をうち、メスやはさみで腫瘍を摘出したのち、止血して創を閉じます。
★ 皮膚の切除は「必要・最小限」、かつ「必要>最小限」を信条としています。
★ 望ましいと判断した際は、縫合しない手術= オープン法 も励行しています。
★ 縫合創が 5 cm を超えそうな大きめの腫瘍では、むしろ他院もご紹介します。
★ 局所 麻酔 注射に尋常以上にこだわり、できるだけ痛くないよう心がけます。
対象疾患:
・母斑(ほくろ) ・脂漏性角化症(くろいぼ)? ・線維腫(軟/硬)
・粉瘤(こぶ) ・血管腫(ボトリオなど) ・脂肪腫(しこり) ほか
・陥入爪(まきづめ) ・前癌病変や皮膚がん(診断重視。生検もします。)
・炎症性/形成性疾患の皮膚生検: 通常の診察で、診断困難な場合。
手術の実際:
★ 疾患の性質/その日の混雑の具合、によっては 即日 手術することもあります。
ただし 待機可能 な疾患の患者様は原則、後日に予約を取って手術しております。
★ あくまで 診断重視 でまいります。事前に診察し、疾患の性質を鑑みたうえで、
月・水・金曜日の昼 12時ちょうど に予約します。所要 30分位 の方が多いです。
注意していること:
1.術前診断を重視しています。
※ 悪性が疑われる場合、皮膚生検もしくは関連病院へのご紹介を優先します。
2.安心・安全を確保します。
※ 麻酔や抗生剤のアレルギーのおそれがある場合は、必ずお申し出ください。
3.再発なくとりきることを心がけます。
※ 粉瘤については化膿していても、切開だけでない一期的根治を目指します。
4.きれいな傷跡を目指します。
※ 必要時は丁寧な真皮縫合=中縫いをおこない、ケロイドの予防に努めます。
疾患のご説明:
★ 炎症性粉瘤 は特に重視している疾患であり、一期的な 根治術 を信条とします。
待機可能 なら適切な内服薬でつなぎ、後日 手術します。早急な排膿 が必要なら、
(1) 再診可能 な方はその場で膿だけ出して、袋 の摘除目的のオペ枠も予約する。
(2) 再診困難 な方なら、再発 の可能性もご説明したうえで、切開排膿のみ行う。
(3) 多少無理≒他の患者さんを お待たせ、しても、その場 でへそ抜き根治する。
のいずれか選ぶようにしています。へそ抜き → オープン法 は日記でご説明予定。
★ 巻き爪 も重視している疾患であり、できるだけ保存的≒可逆的に治療をします。
ただ、末広型 のたちが悪そうなお方には、最初からフェノール法をお勧めしたり。
★ ほくろ ≒母斑細胞母斑≒色素性母斑に関しては、ダーモスコピーを重視します。
特に顔では オープン法 を推奨することが多いですが、縫合 することもあります。
小さいものであれば レーザー焼灼 もお勧めできます。他院 のご紹介が可能です。
★ その他の腫瘍にも、皮膚科医の矜持をもって 最良 をご提案させていただきます。